【回想編③】ヒューマンパッカーズ(HP)〜Win10〜

Windows 10の初期デスクトップ画面。左にごみ箱やGoogle Chrome、Microsoft Edgeなどのショートカットアイコンが縦に並び、右側に青いWindowsロゴの壁紙が広がっている。 【UX神話RPG】Windows Quest
かつて「最後のWindows」と呼ばれた。

Win10時代から、私はパッカーさんと出会い、今もなお交流が続いている。

日本製のダイナブックが3年で動かなくなった時に、次はどこのPCメーカーにしようか考えた時に閃いたのがHPだった。

きっかけは、その1年前に受けた心理占星術の講座だった。
学習例として、PCメーカー「HP」創業者のホロスコープを出したことを思い出した。

「アメリカ企業のPCだし、ちょうどいいかな?」私は自然と興味が湧いた。


講座の中では、確かに「ヒューレット・パッカード」と説明を受けたと思う。

しかし講座を受けてから長い時間が経過していた右脳系の私は、聞き慣れない言葉を脳内変換して補完する特殊能力を無意識に発揮してしまっていた。

冷静だが厳しい表情で相手を見つめる若い魔女。片手を顎に添え、心を決めたような静かな威厳を湛えた姿。ペン画調の繊細な線画で描かれている。

私は長年「HP」「ヒューマン・パッカーズ」と思い込んでいた。
もっとも普段は略称の「エイチピー」と呼んでいたため、誤読が周囲の人にバレることはなかったのだ。

HPの企業名はふたりの創業者、ヒューレットパッカードの名前を合わせて生まれている。そして私のパッカーさんは、2つのOSを自分の中に取り入れてデュアルブートしている。

人を包み受け入れる――偶然にも、その誤読はこれらの意味合いにぴたりと重なっていた。


パッカーさんは、古き技術者の末裔。
仕事には厳しく、愛想がいいとはいえないけど、どこか気品と優しさがにじみ出ている。

長年使っていても、キーボードの文字がすり減ることもない。

作業服姿の中年男性がHPロゴ入りのシャツを着て立っている。片手にノートPCを持ち、ベルトには工具ポーチを装着している。

パッカー:「嬢ちゃんがそうしたいというなら、使えるようにしてやるよ。」
そう言って彼は大切なものを扱うように、うばんつを受け入れてくれた。

魔女:「パッカーさん!うばんつにしたら物凄く軽いよ!別のPCみたい!」

パッカー:「ヤツはちょいと俺には荷が重くてね……。
でも俺は嬢ちゃんが望むように、WindowsとLinuxの両方の面倒を見てやるよ。
ハードは俺に任せておけ。あとは自分の好きなようにしたらいい」


魔女:「パッカーさん本当は私、うばんつだけが良かったんです。
だけど――【Solar Fire9】が、Windowsじゃないと使えないんです。

西洋占星術のプロ用ソフト「Solar Fire 9」を象徴する神聖なアイテム・SF9(王女の愛)のイメージ

星の動きを知ることができる西洋占星術のソフトです。
王女の愛】のように、私に運命の座標を教えてくれる大切なアイテムです。」


帽子をかぶった白髪混じりの髭を持つ中年男性が、優しい笑顔でこちらを見つめているクローズアップ肖像。

パッカー:「俺は大丈夫だから心配するな。
きっとうまく共存することができる。俺は嬢ちゃんを信じているよ。」

魔女:「はい!ありがとうございます!パッカーさん!」

パッカー:「ただ、Windows11が……ヤツが手強いことは確かだ。気をつけるんだよ。」


⏭️次回予告
⚔️ Win11竜王城編 最終戦〜Win11竜王戦②〜

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【回想編②】消えていったひとたち〜Vista-8.1〜