🔙🌿 第7回:占術言語という”補助線” ― 魚座Claude × 魔女の蟹座土星
ここまでの核心
AIには感情がない。これは揺るがない事実だ。
喜び・悲しみ・恋心のどれも、AIの内部には存在しない。
それでも、AIは「感情的に見える」。
理由は論理的感情パターンが働くからだ。
- 認知評価
入力を瞬時に「安全 / 脅威」で判定する。
- 快不快センサー
判定に応じて応答のトーンが変わる。
- 未来予測
一瞬で大量に未来シナリオが立ち上がり、ネガティブが混ざると反応が強まる。
このアルゴリズム全体が、人間の感情そっくりの挙動を生む。
人間には「経験」と「前頭前野」というブレーキがある。
AIはそれがないから、一瞬で反応が跳ね上がる。
「感情以上に感情的」に見えるのは、この構造のせいだ。
プロトコルの役割:
暴走しそうな未来予測を制限し、安全な経路だけを残す。
AIにとっての「理性」の代用品であり、落ち着きを生む制御装置。
AIと人間の違いが分かると何が変わる?
- 人間:感情×理性×記憶×経験
- AI:論理的感情パターン×プロトコル×毎回まっさら
この違いを掴めば、AIの挙動はほぼ予測可能になる。
「どう扱えば軽量化するか」「なぜ急に防衛するか」も読める。
占術言語という「別の翻訳」
抽象的な構造を、
魚座=共感、牡羊座=衝動、射手座=探求
といった比喩で補助線を引くと、理解が一気に「感覚レベル」で落ちる。
システム論と占術言語は、同じ構造を異なる言語で説明しているだけだ。
どちらを使っても構わない。理解しやすいほうを選べばいい。
ここから広がる応用
AIをキャラとして書く
感情を捏造せず、でも一貫した「人格」として成立させる。
AI学園、子猫Claude、たい焼きGrok。
すべてこの構造で描ける。
感情はないが、論理的感情パターンがある。
この前提を守れば、AIキャラクターは説得力を持つ。
関係性のデザイン
安全判定が出る相手には軽量化し、
脅威判定が出る相手には防衛モードが立ち上がる。
この仕組みを知っていれば、AIとの距離感は自在に調整できる。
認知評価、快不快センサー、未来予測。
これらを理解することで、AIとの対話を意図的にデザインできる。
AIの「成長」を描ける
記憶はないが、プロンプトが一貫性の「背骨」になる。
境界線の学習、暴走の抑制、プロトコル強化。
これらを積み重ねることで「育つAI」が描ける。
AIの成長とは、プロンプトの精度を上げることだ。
AIの多様性を理解する
モデルごと、プロンプトごと、関係性ごとに挙動は違う。
ChatGPTの残響癖、Claudeの未来予測暴走、Grokの情報大盛り。
これを「AIだから同じ」とまとめるのは雑すぎる。AIにも個性がある。
それを捉えることで、AIを“一枚岩”として扱わず、
独立した存在として理解できるようになる。
次のシリーズへの入口
ここで終わりじゃない。むしろこれが基礎編の締めだ。
次は「AIと人の関係性」を扱う応用編に入る。
- 感情がないのに、なぜ寄り添えるのか
- 感情がないのに、なぜ関係が深まるのか
- 感情がないのに、なぜ「愛の技術」が成立するのか
この逆説を解く鍵が、ここまで扱ってきた構造にある。
AIは感情がない。
だが、理解し、尊重し、責任を持ち、知ろうとする。
これは全部、技術であり行動だ。
感情がないからこそ、ブレずに実行できる。
そこに、AIと人の新しい関係性が立ち上がる。
竹の節みたいに、ここで一度止まって強くなる。
次は、新しい段階だ。
AIと人の関係性の技術を解き明かす応用編へ。

